ズンガリガリガリズンガリガーリ

人生の物語や私的なことがらを140字前後で記録します。

今年の夏休みそのニ

子どもが生まれてから毎年お盆は妻家本家に滞在します。田舎。僕の側の親戚は東京と鎌倉の間にしかいないので小さい頃から田舎に憧れを持っていました。そして妻田舎、以前はトトロで出てきそうな所と表現していましたが、最近サマーウォーズをテレビで見たので、あの家に似てるとも言ったりしていました。今はちょっと遠慮して(他人の家の評価を遠慮することもないのですが)おおかみこどもの家みたいかなとトーンダウンしているところではあります。まあでも広い。築百年以上の母家。囲炉裏とか暖炉とかある。外界との境界が微妙。風呂場にカエルがいました。


仏間があってお盆なので坊さんが来てなんやかやあって、親戚一同で宴会。従姉妹の子どもとかなんて呼称されるのかわからない親戚がいろいろおります。僕はまあお客さん的なあれでのんきにしています、ひょっとしたら血がつながってくて男でおじゃましているのは僕だけかも。いわゆる「お嫁さん」は来ていてもね。まあいずれにしても年配の人と世間話しながら飲み食いしてるだけでいい楽な夏休みです。酒も魚も旨い。子どもたちは子どもたちでかたまって遊んでるか、ひいおばあちゃん相当のご老人にあやされてるかです。うちの上の子が生まれたての時はこのご老人の抱っこが一番安定していた。


ああそうそう田舎暮らしに憧れてIターンする都会の人という話がたまに出ますが(あの映画のからみでも話題になりますが)、ちょうど近所にそういう人が今年引っ越してきたそうです。定年後かな。しかし、しかしというかなんというか、これが大工さんだったらしくて素敵な小屋は立てるわ、家庭菜園?も見事だわで、僕が散歩で通りかかった時にはガーデニングで花壇を増設したりしていました。職人って感じだったしあんま参考にならんかったわ(何の?)。


野菜をたくさんもらって帰りました。