ズンガリガリガリズンガリガーリ

人生の物語や私的なことがらを140字前後で記録します。

自分の地元に対する嫌悪感みたいな

都会田舎比較と関係あるようなないような話なんだけど、

横浜出身だけど大学院あたりで関西圏に住んでて、その頃は実家帰るとなんだかイライラしてた。新横浜はだいたい大丈夫で東神奈川あたりから。元ニチイが見えるあたりから。イライラっつっても些細なもんで、あれ?懐かしいはずなのになんだろこの感覚、ひょっとしてイライラしてんのかな、みたいな。ツンデレみたいな。
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その原因となりそうなものを挙げてみると、

  • 住んでた地域の高齢化。小中学生の頃は同年代がいっぱいいたこの公団住宅もみんな独立して老人ばかり。なんだかゴーストタウンの風情。ゴーストニュータウン。近所の小学校なんかはもう老人ホームにしたらいいんじゃないかという話。
  • 老朽化した建物がリフォームで延命してる感じ。
  • 商店街が雑然としてく様。定食屋さんが無くなって、吉野家松屋ココイチができてく感じ。
  • みなとみらいはまだ比較的新しいけど横浜駅とくに西口とくにダイヤモンド地下街のとくに有隣堂の感じ。昔大好きで確実に巡回ルートだったのに、なんかもう最近の本屋さんでは無い感じ。
  • 旧友が昔と同じパチンコ屋に入り浸ってる。こっちが何だか定まらない大学院生で同い年の友人の多くがもう働いているってのも何かあるかもしれぬ。

全体的に老いてる、煮詰まってる、閉塞感がある、そういうところに私は激しい憎悪を覚えたのです(最初と言ってることが違う)(この愛はメッセージ、憤り、怒り、続きをもっと聞かして)。
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自分の不遜な部分を取り出してみると「自分は外に出ていろんな経験してきたのに、なんだここは変化が無いな」ということなんかなーとも思うんだけど、実際には「いやお前もたいして変わったわけじゃないだろ」とセルフツッコミが入るので小さな唐辛子が分厚いまんじゅうで包まれている心です。こういう地元に対する嫌悪感って親離れの一貫なのかなと思ったりもする。物分かりの良すぎる反抗期なのかしらん。
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田舎から都会に出ること、あるいは日本から海外(欧米?)に出ることはポジティブなもんとして心は受け止めるんじゃないかと思うけど、そうすると地元に対する遅れてる感が多分補強される。関東から関西はあんまそんな感じしないのでなんだか説明しきれずもにゃーんとした気持ちが宙ぶらりんに寸止めしてるのかも。

まあ近年はああ懐かしいなとしか思わないのです。年をとったからなのかな。

住み慣れた/我が家に/骨っ子食べて
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