再掲:顔無しアンパンマンの恐怖
2009年に書いてた
==============================
アンパンマンについて前々から疑問に思ってて、でも別にちゃんと調べてはいない事がある。あの顔は完全になくなるとどうなるんだ。
あの顔は、濡れたり汚れたりすると力が出なくなる。お腹をすかせた動物にあげて三口くらいかじられただけでも、かなり力を失っていた気がする。しかし頭を取り替えることによって回復する。その新しい顔に変わる瞬間が、見ててちょっとハラハラする。だって一瞬完全に頭無し状態になるわけじゃないですか。こっちの命綱からあっちの命綱へジャンプして飛び移るような怖さがある。あれ完全に頭無くなったら、死ぬんじゃないかと思うんですよね。あんぱんなくなったらもうアンパンマンじゃないし。まあこないだ中身を全部食べられた天丼マンなんてのもいましたけれど。ただのドンブリマンじゃないか。そういえば秋田名物とんぶりまんとかっているのかな。
そんなわけで顔無しアンパンマンの恐怖を妄想していたのですが、ある日、実際に無くなったお話を見つけました。
アンパンマンとしょくぱんまん (アンパンマンかみしばい (2))
- 作者: やなせたかし
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2002/08
- メディア: 大型本
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
食パンマン登場の回です。以前カレーパンマン登場を読んだとき、カレーパンマンとアンパンマンはお互いライバル視していて、僕の方がおいしいよとか子どもに人気だよとか言い合ってましたが、今回、食パンマンは大事の前の小事にかかずらうアンパンマンにいらついているようでした。こいつら仲悪いなー。
さて、この回でアンパンマンはお腹をすかせた子象に一口で顔を全部食われてしまいます。今までチビチビと食べられていたのに、いきなり顔の無いアンパンマンの登場です。おおぅ...。
すぐに食パンマンが新しい顔持って助けてくれるんだけど、そのときのアンパンマンのセリフ、
「ありがとう、かおがないとみっともないもんね」
みっともない...?いやいやいや、汚されたり欠けたりしただけで運動能力が激減するんだから、完全消滅したらもっと大ダメージになるはずだろ。それがみっともないで済むのかよ。「いやーお恥ずかしいポリポリポリ、あ、頭無いんだったわ」とかその余裕はなんだ(こっちのセリフは僕の妄想です)。
前に見た「僕の頭はあんこでできているから、よくわからない」という発言も何だかよくわからないのですが、つまり脳みそはないので難しい事は考えられないが、胴体部分よって最低限の機能は保障されているという事なのかもしれません。いっそ戦闘時は顔取っちゃった方が弱点無しで良いんじゃないですか。